すずむしの声を聴きながら、移住した経緯をつらつら
長野県・松川村に移住しました。
昔から北アルプスに憧れがあって、休暇で何度も松本や上高地や安曇野に訪れていましたが、まさか本当にここで暮らすことになるとは。
自分で選んだことなのだけど少し、不思議な感じもしています。
これまでは東京で暮らしていました。
仕事もIT企業の営業で、職場までの通勤は1時間半、7時過ぎに家を出て帰宅は23時。。。
やりがいがあると思って入った会社でしたが、ある時会社のために生きてるような生活にふと気づきました。
人っていつか死んじゃうんですよね。なのに、自分が幸せと思える生き方をしなくてどうするの?
自分が幸せじゃないと誰のことも幸せにできないと思います。
以前は誰かのことを幸せにしたいとは思いませんでしたが、30手前になりちょっと変わってきたところもあるのかもしれません。
「とにかく、心地の良いことをして生きる」
そう決めて転職活動をぽつぽつと開始しました。
「やりたいことが見つからない」
世間にたくさんある転職サイトを眺めますが、心がひかれません。
知人がやってる会社とか、関わってる事業の話を聞いても、心が動きません。
そして気づきました。私の中で仕事の優先順位ってそんな高くないんです。
生きていく手段のひとつ。貨幣は物々交換を効率化するための手段。
自分一人が幸せに生きるんだったら神経すり減らしてまで仕事する必要ないんじゃない?
じゃあ、暮らしたい場所に行ってみようか。そう思ったときに、たまたま出会ったのが松川村でした。
これからちょっとずつ、これまでのことも書いていきますね。
読んでくださる方がいらっしゃれば、温かく見守ってくださると嬉しいです。
よろしくお願いします。